2013年9月10日

リクルートテクノロジーズ社とビデオリサーチ社による
新ビッグデータ(ネットログとライフログ)構築・分析の共同実験結果を
『ad:tech tokyo 2013』にて発表いたします

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株式会社リクルートテクノロジーズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中尾隆一郎)と株式会社ビデオリサーチ(本社:東京、社長:秋山創一)の両社は、お互いこれまで培ってきたビッグデータに関するノウハウを持ちより、スマートデバイスを活用した、新ビッグデータ(ネットログ×ライフログ)を取得して、新たなコンシューマ・インサイトを探る共同実験を2013年8月から実施してきました。そこで明らかになった内容を2013年9月19日(木)13:00〜13:40に東京国際フォーラムで開催される『ad:tech tokyo 2013』のビデオリサーチ社ワークショップにて共同実験の一部を発表いたします。万事お繰り合わせのうえ、何卒ご来場賜りますようお願い申し上げます。

ad:tech tokyo 2013 での発表の概要

日時:
2013年9月19日(木)13:00-13:40
場所:
東京国際フォーラム『ad:tech tokyo 2013』のビデオリサーチ社ワークショップ
スピーカー:
株式会社リクルートテクノロジーズ ビッグデータG シニアアナリスト 西郷 彰
株式会社ビデオリサーチ インタラクティブ事業戦略室部長 池田 宜秀

今回の共同実験では、消費者が日常使用しているスマートデバイスに、TV番組接触、購買記録、屋外行動の3タイプの記録用アプリを共同開発し、それに加え スマートデバイスとPCのWEB接触の記録用のアプリを調査用パネルに対して配布。計5タイプ(TV番組接触、購買履歴、屋外行動、スマホとPCのWEB 接触)のライフログを取得できるようにしました。
収集したライフログのデータ分析には、ビッグデータ時代に不可欠とされる機械学習※1の技術を用いた新しい分類・分析システムを開発し、新たなコンシューマ・インサイトの探索を行っています。そこから、見えてきた新しいコンシューマ・インサイト(消費行動)を発表致します。

※1 機械学習:人間が自然に行っている学習能力と同様の機能をコンピュータで実現する技術

仕組みの概要

▲仕組みの概要

ad:techとは

新たなビジネスモデルを創出する国際会議 ad:tech(アドテック)は、マーケティングに携わるビジネスリーダーに向けて「デジタル時代におけるマーケティングのベストプラクティス」を提供しています。全世界8都市で開催される世界最大級のデジタルマーケティングイベントは、全世界のマーケターの注目を集めています。

カンファレンスでは厳選されたスピーカーが最先端の事例を交えながら今後の業界動向についての見解を議論。パネルディスカッションでは、すぐに使える実践法や新たなビジネスチャンスを模索する討論等を行い、参加者にとって意義のある時間をご提供します。(ad:tech tokyo 公式ホームページ より)

リクルートテクノロジーズの狙い

リクルートテクノロジーズは、リクルートグループの各サービスをIT・ネットマーケティングの側面から進化させることをミッションとした機能会社です。新しい技術を世の中に先駆けて開拓・活用することによる、コスト低減・付加価値の創出を強みとしており、「新技術活用のR&D」に特に力を入れています。そして、リクルートグループでは、これまで多くのインターネット広告とマスメディア広告を出稿してきました。しかし、その広告効果はこれまで別々で評価を行っており、横断的なアトリビューション分析※2が困難な状況でした。

そこで今回、リクルートテクノロジーズではこの共同実験を通し、それぞれの広告をきちんと繋げてアトリビューション分析が行えるようにし、それによって次の新しい広告マーケティング基盤が検討できるのではないかと考え、ビデオリサーチ社と共同で、検証を始めました。これまでにない新しいマーケティング手法の可能性について、検討しています。

※2 アトリビューション分析:メディアごとのコンバージョンへの貢献度を調査する分析手法のことです

本件に関するお問い合わせ先

https://www.recruit.jp/support/form/